こんにちは。おにちゃんです。
出産後、約1週間ほど入院することになるのですが、筆者は子供を産むまで実際どのように病院で過ごすのか、あまりイメージが出来ていませんでした。
とにかく出産のことばかり考えていたので、その後についてはあまり調べる余裕もなく。
結局筆者は帝王切開になったので、当初の入院日数5日から7日に変更となりました。
そしてその間は毎日学びが多く、喜怒哀楽を繰り返しながら過ごしました(笑)
一体どんな入院生活だったのか!まとめていきたいと思います!
◆こんな人に読んでもらいたい◆
*これから出産を控えているプレママ・パパさん
*子育てに不安を抱えている人
*過去に入院経験がない人
入院1日目:帝王切開後の歩行練習
出産当日を0日とし、その翌日の1日目。
帝王切開のため前日はベッドから1歩も動けない状態だったので、この日は歩行練習からスタートします。
というより「歩行練習のための1日」でした。
産後の身体は想像以上にボロボロでした。
朝食を済ませベッドから起き上がろうとするも、まずは上半身を起こす際にお腹に力を入れなければならないので、それがとにかく痛い!!!
あとは1日寝たきりだったので足のむくみがとにかく酷い!!笑えるほどパンパンでゾウさんの足でした。。
可動式ベッドでぎりぎりまで背もたれをあげて、手すりにつかまってなんとかベッド脇に座ります。
休憩をはさみながら、まずは直ぐ近くのトイレまで行って帰ってくることが課題。
点滴の棒につかまりながらノロノロ歩き。。
先生の言葉に背中を押され、この日はトイレと部屋の往復をとにかく頑張りました。
(悪露がたくさん出るのでトイレ回数は必然的に多くなります)
歩けば歩くほど痛みに慣れてきた感じもあり、その日の夜には生活できるレベルにまで回復。
この日は母子同室ではなかったので、2回ほど空いている時間に赤ちゃんを部屋に連れてきてもらいました。
母乳をあげる練習も!
そしてこの日が夜ゆっくり眠れる最後の夜だったので、早めに寝て朝までしっかり睡眠をとることに。
入院生活2日目。おむつ交換と授乳指導。母子同室開始
いよいよこの日から母子同室が開始。
午前中は複数人ママさんが授乳室に集められて、おむつ交換と授乳指導を受けました。
筆者にとってはどちらも初体験!!
スタッフさん(看護師さん・助産師さん)が横についてくれて細かくコツを伝授してくれました。
「授乳カード」というものを渡され、授乳と尿便の記録を紙で記録していきます。
基本は3時間おき。授乳室があるのでそこに来て授乳とおむつ交換をする、という流れです。
実際の授乳カードがこちら。(雑に記録していて読みづらいです・・・)
慣れてくれば部屋で行ってOKですが、授乳室にくると担当のスタッフさんにやり方を見えてもらえるので安心です。
基本的には赤ちゃんを部屋に連れていき一緒に過ごします。
そしてママが食事やお風呂の時は授乳室の横にある「新生児室」というところで赤ちゃんを預かってくれる、というスタイルでした。
この日は初めて赤ちゃんと一緒に夜を過ごします。
3時間ごとに起きて授乳・おむつ交換をしなければならないのでとにかく眠い。。
まだ傷の痛みで起き上がるのも一苦労、また出産の疲れも引きづっているのでなかなか大変でしたが、我が子の可愛さが本当に癒しで、そのおかげで頑張ることが出来ました。
入院生活3~6日目。検査や沐浴など忙しい毎日
【3日目】
赤ちゃんの聴力検査がありました。結果もすぐに出て問題なし。
【4日目】
赤ちゃんの沐浴指導!
事前に病院のサイトで動画をみてから沐浴を実際にやってみる、という流れでした。
片手で赤ちゃんを抑えながら、顔→頭→体の順に洗っていきます。
全てが初めてなので、服を脱がせるところからもうドキドキでした。
この時筆者の赤ちゃんはギャン泣きすることもなくボケーっとしてくれていたので、個人的にはとても助かりました。。
【5日目】
ママの尿検査と採血、体重測定。
残念ながら、、ママの体重は妊娠中からマイナス3キロ。。
関西人でもないのに思わず突っ込んでしまうほど悲しい結果でした。
体重の変化についてはまた改めてまとめますが、どうやら入院中は量の多い病院食と慣れない生活、むくみが重なり体重が全く減らなかったようで、退院後1週間で妊娠前の体重まで一気に戻りました。
【6日目】
退院前日。朝から先生によるママの診察がありました。
ここで子宮の状態、悪露や帝王切開の傷跡について確認してもらいます。
特に問題ないとのことで、10分ほどであっという間に終わり。
翌日の退院がここで確定となりました。
入院生活7日目!待ちに待った退院日!
朝一にお会計をし、哺乳瓶やミルクの試供品などの産院からのプレゼントを頂いて、いよいよ退院!
赤ちゃんには白のロンパースの退院着を着せました。
コロナ禍で病院の面会・立ち合いが一切NGだったので、この日ようやくパパと赤ちゃんが対面することが出来ました!
長く感じた1週間の入院生活もようやくここで終止符です。
以上が入院生活のおおまかな流れです。
入院中の食事について
筆者のいた病院はとにかく食事が豪華で量も多く、満足値が高かったです。
入院中は母乳育児が推奨されているため、飲料の供給がとにかく多く、またおやつや夜食もガッツリ出ました。
更にセレブレーションディナーという、いわゆる「お祝い膳」が5日目の夜に提供されました。
※お酒はノンアルコールのワインです。
本来、このディナー日は家族も呼んで楽しめるはずでしたが、コロナのため一人でさみしくお部屋で食べました(笑)
入院生活は慣れない育児がスタートし、出産の疲れも引きずっているため心身ともにやられます。
食事の時が唯一のリラックスタイムだったので「病院食のおいしさ」を重視して病院を決めて良かったと後々思います。
病院食はHPなどで紹介している病院も多いと思うので、良ければ病院選びの参考にしてみてください。
入院中のメンタルについて
立ち合いもできず、ひたすら1人で過ごした1週間の入院期間。
最初こそ覚えることも多く気が張って、1日1日があっという間でしたが、筆者は入院4日目でメンタルが崩壊しました(笑)
部屋で1人、授乳が終わったタイミングで赤ちゃんが泣き止まず、どうして泣いているのかわからない、、自分は寝不足、、そして体はむくみと傷の痛みが酷く辛い、さらにおっぱいが張りすぎて痛い、、いろんな苦痛が一気に押し寄せ涙がホロホロ止まらなくなっていました。
自分は大丈夫だろうと思っていましたが、産後のホルモンバランスはやはり崩れやすいのかもしれません。
パパに電話をかけ、状況を話す中でだいぶ落ち着きましたが「早く家に帰りたい!」とこの日は強く思ってしまいました。
※もともと通常分娩で5日で帰れる予定でいたので、入院期間が長いびいてしまったことも辛くなった要因の1つでした。
病院では育児についてすぐにスタッフさんに聞けるのでとても心強いのですが、やはり居心地の良さは家に限ります。
また預けられるときは赤ちゃんを少し新生児室で預かってもらい、休息をなるべくとるようにも心掛けました。
まとめ
産後の入院生活は、1人で過ごさなければならないということもあり、心身ともに疲れることも多い毎日でした。
ただ産まれたばかりの我が子との大事な1週間でもあり、病院の先生方の指導のもと、育児に慣れることが出来た貴重な日々でもありました。
以下、入院生活のまとめです。
◆入院生活を通して◆
*おむつ替え、授乳、沐浴など基本的なお世話の方法を学んだ
*特に授乳は1人1人出方や悩みが異なるので、それぞれに合ったやり方をサポートしてもらえる
*帝王切開の傷の痛みは暫く続くが、1週間でだいぶ日常生活を送れるまで回復した
*なれない育児に心身ともに疲れがち
*疲れた時は誰かに相談したり頼ったりしてなるべく自分自身を休めることが大事
*食事は十分すぎる量がでた (そのため痩せにくい笑)
これから出産を控えている方には、ぜひ自分自身の身体を大事にしてほしいと伝えたいです。
繰り返しになりますが、産後の身体は自分で思っている以上にボロボロです。
そして育児は退院した後も長らく続くものです。
病院にいるうちに頼れる人に頼り、自分自身はなるべく休んで、よりよい育児のスタートがきれるようにしましょう。
私自身も日々子育て中なので、これから迎える人も、今真っ只中の人も一緒に頑張りましょうね!(^^)
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!