こんにちは。おにちゃんです。
突然ですが「赤ちゃん訪問」という公共サービスがあることをご存じでしょうか。
市区町村ごとに行われており、赤ちゃんが産まれた際に助産師や保健師が家庭に訪問し、母子の状況確認や育児相談が受けられるサービスのことです。
費用は無料で、もちろん断ることも可能です。
私自身この「赤ちゃん訪問」のサービスを利用するかどうかは、かなり迷いました。
けれどお願いしてみた結果、育児の悩みが解消し、気持ち的にもすっきりしたのでやってよかったと思っています。
同じように初めての子育てで悩んでいる方には是非利用してほしいサービスですので、今回「赤ちゃん訪問」のレポをまとることにしました。
※市区町村ごとに少し異なる部分もあると思いますので、あくまで一例として参考程度にお読みください。
◆こんな人におすすめ◆
*妊娠中で、特に初めて子育てをする
*育児について不安や悩みを抱えている
*周りに相談できる人が少ない
*日頃のうっぷん・ストレスを発散したい
赤ちゃん訪問の受け方
赤ちゃん訪問のサービスを受けるには、まず出生通知書というものを市区町村に提出する必要があります。
※間違いやすいですが、出生届とは別です!
出生通知書は、母子手帳をもらう際に合わせて交付されます。
子供が産まれたらこの書類に産まれた時の状態や赤ちゃんの情報を記入し、ポストに投函または役所に直接提出します。
筆者の場合は、提出してから約1週間後に担当の方から電話が入りました。
その電話で➀訪問を希望するか ➁希望する場合いつ頃がよいか ➂今育児で困っていること を簡単にヒアリングされました。
勿論、特に困っていることがない場合や、利用したくない場合はここで断ることが可能です。
日時が決まれば、あとは当日を待つだけ!自宅まで来てもらえるので、特に何か準備をする必要もなくとても楽でした。
赤ちゃん訪問はいつ受けた?
一般的に赤ちゃん訪問は生後4か月までの赤ちゃんを対象としているようですが、この赤ちゃん訪問とは別に、生後28日以内の赤ちゃんを対象とした「新生児訪問」という制度も合わせて設けている市区町村もあるとのこと。
これはお住まいの地域ごとに異なるので確認が必要です。
基本的には生後1ヶ月以内にお願いする場合が多いようです。
筆者の場合は、担当者から「すぐでもよいし、1ヶ月検診が終わってからでもよい」とご提案いただいていたので、1ヶ月検診後にお願いすることにしました。
◆赤ちゃん訪問の日程とその理由◆
日程:1ヶ月検診後の1ヶ月12日(生後40日目)
理由:➀1ヶ月検診での結果を受けて相談したかったため
➁次の3・4か月検診まで日程が開いてしまうため(その間に相談したかった)
赤ちゃん訪問では何をした?サービス内容について
当日どのようなことをしたか、をまとめてみました。
◆赤ちゃん訪問の内容◆
*ママの体調、メンタル面の確認
*赤ちゃんの様子について確認
*市のサポートについての案内
*予防接種の受け方の説明
*赤ちゃんの体重測定
*授乳の様子を見てもらう
*育児の悩みについてアドバイス
盛りだくさんで、トータルで2時間ほどかけて丁寧に見て頂きました。
前半は基本的に助産師さんが主体となって、こちらは質問を受けたり説明を聞いたりしていました。
特にママの精神的状態や、周りに頼れる人がいるかどうかといった育児の環境面については詳しく聞かれました。
また市で行っているサービス「赤ちゃんのつどい」「預かりサービス」などの説明があり、この時初めて知ることが多く個人的にとても参考になりました。
近所でママ友を作りたい、今後も育児の相談を誰かにしたい、という人には有難いサービスですね。
後半は自分自身が1番悩みであった赤ちゃんの吐き戻しについて相談したところ、授乳の様子をみてもらうことに。
そこで具体的に
➀母乳が出すぎているため、授乳する前に絞ることや授乳時間を短くすること
➁縦抱きでの授乳方法について
➂横向きで寝かせる対策
などのアドバイスをもらうことが出来ました。
赤ちゃんのお腹の張り具合なども直接見て頂き、かなり張っている状態であることもこの時に判明。
ここまで丁寧に見てもらえるのか、、!!ととにかく感動でした。
そして少し驚いたことが、赤ちゃんの体重測定。
何で測るのかと思いきや、原始的なバネ測りでした!!!
体重については1つ指標になるので、1ヶ月検診後にまだどれくらいのペースで増えているのかを知ることが出来てとても良かったです。
赤ちゃん訪問のメリット・デメリット
冒頭でも記載しましたが、赤ちゃん訪問を実際にやってみた感想は…
「お願いして良かった!!!」
とにかくメリットが多く、個人的に満足のいくサービスでした。
先に受けていた1ヶ月検診では、先生から「順調です」とだけ伝えられていたので、この赤ちゃん訪問で不安に思っていたことを細かく相談できたことが何より良かったです。
◆赤ちゃん訪問のメリット◆
*個人的な悩みを親身になって聞いてもらえ、アドバイスをもらえた
*市で行っている育児サービスや予防接種について知ることが出来た
*愚痴やストレスを発散でき、気持ち的にすっきりした
あまり思いつかなかったのですが、デメリットも簡単にまとめてみました。
◆赤ちゃん訪問のデメリット◆
*家に人を入れるためある程度奇麗にしておく必要がある
*相手を選べないので、どんな人が来るかは当日にならないとわからない
色々な助産師さん、保育士さんがいるので、もちろん合う合わないといった相性はあるでしょう。
そういった点で、相手を選べないことはこのサービスのデメリットとしてあげさせていただきました。
まとめ
今回、赤ちゃん訪問というサービスを受けてみて強く感じたことは「自分は決して一人ではない」ということ。
育児をしているとなかなか家族以外の人にも会えず、孤立になりがちですが、自分自身を支えてくれる人は沢山いるのだということ、相談できる先があるということを、この赤ちゃん訪問を通して改めて理解することが出来ました。
育児は何かと悩みがつきもの。
1対1で相談に乗ってもらえるこのサービスを、もっと多くの方に利用してもらいたいなと一利用者として感じました。
もしも今、1人で悩んでいるお母さんがいましたら、是非こういった公共のサービスを利用してみてくださいね。
頼れるものは沢山活用して、日々の子育てを楽しみましょう(*^^*)